良いブラフは相手の強いハンドをブロックし、フォールドするハンドをアンブロックします。プリフロップとリバーでのブラフ選択の原理を学びます。
「どうせブラフは弱いハンドでやるんじゃないの?」
その通りですが、どの弱いハンドでブラフするかが収益を決めます。ソルバーがA♠5♠をスリーベットブラフに選び、K♠J♦をフォールドさせるのには明確な理由があります。
自分がA♠を持っているとしましょう。すると、デッキに残るエースは3枚だけです。
AAコンボ: 6個 → 3個に減少 (50%↓) — ブロック!
AKsコンボ: 4個 → 3個に減少 — ブロック!
AKoコンボ: 12個 → 9個に減少 — ブロック!
KQo, KJs, QTsなど: 影響なし — アンブロック (フォールドレンジ温存)
A♠1枚だけで相手の AA, AK, AQ などプレミアムハンドのコンボが大きく減ります。同時に K, Q, J, T を持っていないので、相手がフォールドするブロードウェイハンド(KQo, KJsなど)はそのまま残ります。
UTGがオープン、HJでスリーベットを検討する状況 (NL500, 100bb, 6-max)。
| 条件 | A5s | KJo |
|---|---|---|
| ブロッカー効果 | A保有 → AA 3コンボ↓、AK/AQ各コンボ↓ | K, J保有 → KK/JJはブロックするがAAはブロックできない |
| アンブロッカー効果 | K/Q/J/Tなし → フォールドレンジ温存 | KとJがKQo, KTs, QJsなど フォールドハンドまでブロック |
| 追加 | スーテッド → コールされてもナッツフラッシュドロー可能 | オフスート → コールされるとエクイティ実現が難しい |
| 結論 | ✅ 最適なブラフ | ❌ 最悪のブラフ |
20bbのバブル手前。COオープン、BTNでオールイン or フォールドの決定。
ICMプレッシャーでCOは多くのハンドをフォールドします。BTNのブラフは COのフォールド頻度を最大化 しなければなりません。
| BTNハンド | ブロッカー効果 | アンブロッカー効果 | 判定 |
|---|---|---|---|
| A♠4♠ | AA, AK, AQをブロック | ブロードウェイのフォールドレンジ温存 | ✅ 良いブラフ |
| K♣J♦ | JJのみブロック、AAはブロックできない | KQ, KT, QJなどフォールドレンジをブロック | ❌ 悪いブラフ |
| 7♥6♥ | プレミアムをブロックしない | ブロードウェイを完全にアンブロック | ⚠️ まずまず (エクイティ良好) |
ボード: K♠T♠7♥4♦2♣
フロップにスペード2枚(K♠T♠)が並んでフラッシュドローがありましたが、ターン(4♦)とリバー(2♣)で完成しませんでした。BBがフロップからコールダウンしてリバーまで来た状況です。
BBがUTGにリバーブラフをしようとしています。BBのレンジには、フロップでスペードのフラッシュドローとしてコールしてミスしたハンドがあります。
| 選択 | 効果 | 判定 |
|---|---|---|
| ❌ Q♠9♠ (ミスフラッシュドロー) | QがQJ, QTなど UTGがフォールドするハンドをブロック → フォールドエクイティ減少 | 悪いブラフ |
| ✅ 8♠3♠ (ミスフラッシュドロー) | ブロードウェイカードなし → UTGのフォールドレンジ(弱いブロードウェイ)を温存 | 良いブラフ |
UTGがBBのベットにコールするか決めます。ボード: K♠T♠7♥4♦2♣
| 選択 | 効果 | 判定 |
|---|---|---|
| ✅ A♦J♦ (エースハイ) | スペードなし → BBのミススペードドロー(ブラフ)を ブロックしない → 相手がブラフである可能性が高い | 良いブラフキャッチャー |
| ❌ A♠9♣ (エースハイ) | A♠保有 → BBのA♠x♠ミスドロー(ブラフ)を ブロック → 相手がブラフである可能性が減る | 悪いブラフキャッチャー |
ブラフハンド選択時の確認事項
原文: GTO Wizard Blog — Barry Carter
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